
- ◦ 目次
- ▸ 生え変わりの時期に歯並びが変わる?保護者のよくある疑問
- ◦ 「乳歯が抜けたのに永久歯がなかなか生えてこない」
- ◦ 「歯並びが気になるけど、矯正はまだ早い?」
- ◦ よくある誤解:「乳歯の歯並びは関係ない」
- ▸ なぜ生え変わりが歯並びに影響するの?仕組みをやさしく解説
- ◦ 「指しゃぶり」「口呼吸」も歯並びに影響する?
- ◦ 生え変わりのタイミングをチェックする目安
- ▸ 小児矯正を始めるタイミングの目安
- ◦ 第1期治療と第2期治療の違い
- ◦ 矯正相談は「6歳前後」を目安に
- ◦ 「もうちょっと様子を見て」はいつまで?
- ▸ 小児矯正の主な治療方法と特徴
- ◦ インビザラインファースト(マウスピース型矯正)
- ◦ 床矯正装置(プレート型装置)
- ◦ フィクスドアプライアンス(ブラケット・ワイヤー)
- ◦ 小児矯正中の歯磨きと虫歯予防
- ▸ たなべ歯科クリニックの小児矯正へのこだわり
- ▸ よくあるご質問(FAQ)
- ◦ まとめ|生え変わりと小児矯正のポイント
- ◦ お子さまの歯並び・生え変わりが気になったら、まずはご相談ください
- ◦ 監修:たなべ歯科クリニック 院長 田邉康宏
「子どもの歯がなかなかまっすぐ生えてこない」「乳歯が抜けた後、歯並びが気になりはじめた」——そんなお悩みをお持ちの保護者の方は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、生え変わりの時期こそ、お子さまの歯並びが大きく変わる重要な節目です。乳歯から永久歯へと生え変わる「混合歯列期」には、顎の骨が成長途中であるため、矯正治療の効果が出やすいとされています。この時期を上手に活用することで、将来的な抜歯や大がかりな矯正治療のリスクを減らせる場合があります(個人差があります)。
この記事では、生え変わりと歯並びの関係、小児矯正を始めるタイミングの目安、そして治療の方法についてわかりやすく解説します。
生え変わりの時期に歯並びが変わる?保護者のよくある疑問
「乳歯が抜けたのに永久歯がなかなか生えてこない」
乳歯が抜けてから永久歯が生えるまでには、通常数ヶ月かかることもあります。しかし、隣の歯が傾いてスペースをふさいでしまったり、顎の骨の中で永久歯の方向がずれていたりすると、歯並びに影響が出ることがあります。
「様子を見ていれば自然に治るかも」と感じる方も多いのですが、生え変わりの時期に適切なケアを行うことが、将来の歯並びに大きく関わるとされています。
「歯並びが気になるけど、矯正はまだ早い?」
矯正というと「大人になってから」というイメージをお持ちの方もいらっしゃいます。ところが、小児矯正は顎の成長を利用して治療できる子ども特有のアプローチであり、大人の矯正とは目的も方法も異なります。
「早く始めすぎてもよくないのでは?」という疑問もよく聞かれますが、適切な時期を見極めて始めることが大切です。何歳から始めるべきかは、お子さまの口の発育状況によって異なるため、一度専門家に相談することをおすすめします。
よくある誤解:「乳歯の歯並びは関係ない」
「どうせ乳歯は抜けるから、多少ガタガタでも問題ない」と思われがちですが、これは誤解です。乳歯の状態は、後から生えてくる永久歯の並ぶスペースや向きに直接影響します。乳歯が早期に抜けてしまったり、虫歯で変形してしまったりすると、永久歯が正しい位置に生えられなくなることがあります。乳歯の段階からの口腔ケアが、将来の歯並びの土台となります。

なぜ生え変わりが歯並びに影響するの?仕組みをやさしく解説
生え変わりと歯並びの関係を理解するために、まず「歯がどのように生え変わるか」と「顎の成長」について整理しておきましょう。
Point 01
子どもの歯(乳歯)は全部で20本。6歳前後から少しずつ永久歯に生え変わり始め、12〜13歳ごろまでにすべての乳歯が永久歯に置き換わります。乳歯と永久歯が混在する6〜12歳ごろの時期を「混合歯列期」といいます。この時期は顎の骨がまだ柔らかく成長中であるため、歯並びや噛み合わせへの介入がしやすい時期とされています。
Point 02
生え変わりの際に起こりやすいトラブルには以下のようなものがあります。永久歯が正しい位置に生えるスペースが不足して「叢生(そうせい)=ガタガタ歯並び」が生じる場合。乳歯が残ったまま永久歯が別の場所から生えてしまう「二重歯列」。上顎や下顎の成長バランスが崩れることで「出っ歯」「受け口」などが生じる場合。このような問題は、生え変わりの段階で早期に気づくことが大切です。
Point 03
歯並びは歯だけの問題ではなく、顎(あご)の大きさや形に大きく左右されます。顎が小さすぎると永久歯が並ぶスペースが不足し、歯が重なったり、外にはみ出したりする原因になります。子どもの顎は成長期に大きく変化するため、この成長の力を利用して顎の発達をサポートすることが小児矯正の重要な役割のひとつです。成長が止まった大人では難しいアプローチが、子どもの時期には期待できます(個人差があります)。
「指しゃぶり」「口呼吸」も歯並びに影響する?
歯並びに影響するのは歯や顎の問題だけではありません。長期間の指しゃぶりや、口が常に開いている「口呼吸」の習慣も、上顎の形や歯の位置に悪影響を与えることがあります。
口呼吸が続くと、舌の位置が下がり、上顎の発育が妨げられる場合があります。また、食事をよく噛まない習慣も顎の発達に関係するといわれています。歯並びの問題を考えるときは、日頃の生活習慣も合わせて見直すことが大切です。
生え変わりのタイミングをチェックする目安
以下のような状態が見られる場合は、一度歯科での相談をご検討ください。乳歯が抜けてから6ヶ月以上経っても永久歯が生えてこない。永久歯が乳歯の後ろや前から生えてきている。上下の前歯が噛み合わない、または著しくズレている。口をいつも開けている、口呼吸が気になる。歯列全体が明らかにガタガタしている。
小児矯正を始めるタイミングの目安
第1期治療と第2期治療の違い
小児矯正には大きく分けて2つの段階があります。
| 区分 | 対象時期 | 主な目的 | 使用する装置の例 |
|---|---|---|---|
| 第1期治療 | 乳歯〜混合歯列期(6〜12歳ごろ) | 顎の成長誘導・スペース確保・噛み合わせ改善 | 床矯正・マウスピース型装置(インビザラインファーストなど) |
| 第2期治療 | 永久歯列期(12歳以降) | 永久歯が揃った後の歯列整列 | ブラケット・ワイヤー矯正・マウスピース矯正など |
第1期治療は顎の成長を利用できる子ども時代ならではの治療です。第1期治療を適切に行うことで、第2期治療が不要になったり、大幅に簡略化できたりする場合があります(個人差があります)。
矯正相談は「6歳前後」を目安に
多くのケースでは、6歳臼歯(第一大臼歯)と呼ばれる永久歯が生える6歳前後が、矯正の相談を始める最初の目安といわれています。この時期はまだ乳歯が多く残っていますが、顎の成長や噛み合わせの傾向が見えてくる時期でもあります。
「まだ小さいから」と後回しにしがちですが、早めにかかりつけの歯科医師に相談しておくことで、適切なタイミングを逃さずに治療をスタートできるメリットがあります。
「もうちょっと様子を見て」はいつまで?
歯の生え変わりには個人差があるため、一概に「〇歳までに矯正を始めるべき」とはいえません。ただし、顎の成長が落ち着く12〜13歳以降になると、骨格へのアプローチが難しくなることもあります。「様子を見ましょう」という期間が長すぎると、治療の選択肢が狭まる場合がありますので、気になったら早めに歯科に足を運ぶことをおすすめします。
小児矯正の主な治療方法と特徴
インビザラインファースト(マウスピース型矯正)
インビザラインファーストは、子ども向けに設計されたマウスピース型の矯正装置です。透明で取り外しが可能なため、見た目が気になりにくく、食事や歯磨きの際には外せる点が特徴です。
✅ メリット
- 透明で目立ちにくい
- 取り外して食事・歯磨きができる
- 口の中を傷つけにくい
- 定期的な調整来院の回数が少なめ
⚠ 注意点
- 装着時間を守る必要がある(1日20〜22時間が目安)
- 紛失・破損のリスクがある
- すべての症例に対応できるわけではない
床矯正装置(プレート型装置)
顎を広げてスペースを作る装置です。主に第1期治療で使用され、顎の成長を促す目的で使われます。取り外し可能なタイプと固定式があります。
✅ メリット
- 顎の発育を誘導しやすい
- 比較的シンプルな構造
- 混合歯列期から使用できる
⚠ 注意点
- 発音に慣れるまで時間がかかる場合がある
- 装着時間を守ることが大切
- 定期的な調整が必要
フィクスドアプライアンス(ブラケット・ワイヤー)
歯に装置を固定するタイプの矯正です。主に第2期治療で使われますが、第1期でも症例によって使用することがあります。細かい歯の位置調整に優れています。
矯正治療はお子さまの発育状況・歯の本数・顎の大きさなどによって、適切な装置や治療開始時期が異なります。「この方法が合っているかな?」と感じたら、自己判断せずに歯科医師への相談をおすすめします。治療内容や期間には個人差があります。
小児矯正中の歯磨きと虫歯予防
矯正中は装置の周りに汚れが溜まりやすくなります。矯正治療を安全に進めるためには、ていねいな歯磨きと定期的なクリーニングが欠かせません。フッ素塗布や歯磨き指導などの予防歯科と並行して矯正を進めることが理想的です。
また、取り外し式の装置を使用している場合は、装置自体も毎日きちんと洗浄する習慣を身につけましょう。
たなべ歯科クリニックの小児矯正へのこだわり
愛媛県松山市南吉田町にあるたなべ歯科クリニックでは、お子さまが笑顔で通える環境づくりを大切にしています。
- インビザラインファーストに対応:透明マウスピース型の小児矯正に対応。お子さまの状況に合わせた治療プランをご提案します。
- 無料託児サービス(専任保育士常駐):治療中も専任の保育士がお子さまをお預かりするため、保護者の方も安心して診療を受けていただけます。
- キッズクラブ:定期検診や歯磨き指導を通じてお子さまの歯の健康を継続サポート。楽しく通える仕組みをご用意しています。
- カウンセリング重視の診療:院長のモットーは「よく診て、よく聴いて、よく説明(はな)す」。治療方針はご家族と一緒に決めていきます。
- 半個室診療室・バリアフリー対応:プライバシーに配慮した環境と、赤ちゃんからシニアまで通いやすいバリアフリー設計を整えています。
よくあるご質問(FAQ)
何歳から小児矯正の相談ができますか?
生え変わりの途中でも矯正は始められますか?
小児矯正をしなかった場合、将来どうなりますか?

まとめ|生え変わりと小児矯正のポイント
- 乳歯から永久歯への生え変わりの時期(混合歯列期)は、顎の成長を利用できる矯正のチャンス
- 「乳歯のうちは関係ない」は誤解。乳歯の状態が永久歯の歯並びの土台になる
- 矯正相談の目安は6歳前後。気になったら早めに歯科医師へ相談を
- インビザラインファーストなど子ども向けの治療選択肢がある(個人差があります)
- 第1期治療で適切に対応することで、将来の治療負担を軽減できる場合がある(個人差があります)
お子さまの歯並び・生え変わりが気になったら、まずはご相談ください
愛媛県松山市南吉田町のたなべ歯科クリニックでは、小児矯正(インビザラインファースト)のご相談を受け付けています。院長のモットーは「よく診て、よく聴いて、よく説明(はな)す」。治療を押しつけることなく、ご家族と一緒に最善の方法を考えます。24時間WEB予約対応・無料託児サービス(専任保育士常駐)あり。駐車場20台完備で通いやすい環境を整えています。
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監修

たなべ歯科クリニック 院長 田邉康宏
経歴
-
1978年
松山市立生石小学校卒業
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1981年
松山市立西中学校卒業
-
1984年
愛媛県立松山南高理数科卒業
-
1990年
国立徳島大学歯学部卒業
大阪名越歯科(高槻)勤務 -
1994年
大阪名越歯科(梅田センタービル)チーフドクター
-
1998年
たなべ歯科クリニック開院
資格・所属学会
- 日本歯科医師会 会員
- 愛媛県歯科医師会 会員
- 松山市歯科医師会 会員
- 河原学園 臨床実習主任




「お子さまの歯並びが気になったとき、保護者の方がまず感じるのは”どこに相談すればいいかわからない”というお気持ちではないでしょうか。当院では、矯正が必要かどうかの判断も含め、丁寧にご説明します。私のモットーは『よく診て、よく聴いて、よく説明(はな)す』。こちらから治療を押しつけることは一切ありませんので、どうかお気軽にご相談ください。お子さまの大切な歯の成長に、一緒に寄り添っていきたいと思っています。」
たなべ歯科クリニック 院長 田邉康宏