
「上の子の矯正を始めたら、下の子も歯並びが気になってきた。兄弟で同時に矯正できるの?」そう感じている親御さんは少なくありません。
結論からお伝えすると、兄弟・姉妹が同時に小児矯正を進めることは可能です。それぞれの歯の発育段階や噛み合わせの状態に合ったプランを個別に立てながら、通院スケジュールをまとめることができます。
ポイントは「開始タイミングの見極め」と「それぞれの矯正の目的を分けて考えること」。お子さんの年齢や歯の生え変わり具合によって、適した矯正の種類や治療期間が異なるため、一人ひとりに合ったプランを立てることが大切です。
- ◦ 目次
- ▸ 1. 「兄弟同時に矯正できる?」親御さんのリアルな疑問
- ◦ 同時に矯正したいと思うきっかけは?
- ◦ 「兄弟一緒だとどちらかが後回しになりそう」という不安
- ◦ 「まだ乳歯があるけど矯正できるの?」という誤解
- ▸ 2. 子供の矯正はなぜ早めに始めるのがよいの?仕組みを解説
- ◦ 成長期の顎骨を活かした矯正の考え方
- ◦ 「様子を見ていいですか」と聞かれたら
- ▸ 3. 兄弟で同時に矯正するメリットと注意点
- ◦ 同時進行ならではのメリット
- ◦ 通院スケジュールをまとめるコツ
- ◦ 費用の考え方と準備
- ▸ 4. 子供の矯正の種類と兄弟それぞれに合った選び方
- ◦ 小児矯正の主な選択肢
- ◦ インビザラインファーストとは?
- ◦ 兄弟それぞれに「最適」が異なる理由
- ◦ 矯正治療が終わった後のこと(保定期間)も忘れずに
- ▸ 5. たなべ歯科クリニックの小児矯正へのこだわり
- ◦ 「よく診て、よく聴いて、よく説明する」が基本姿勢
- ▸ 6. よくある質問(FAQ)
- ◦ 📝 この記事のまとめ
- ◦ 兄弟の矯正、まとめてご相談ください
1. 「兄弟同時に矯正できる?」親御さんのリアルな疑問
同時に矯正したいと思うきっかけは?
上のお子さんの矯正が始まったことで、自然と下のお子さんの歯並びも気になりはじめるのはよくあることです。「通院を一緒にまとめられたら楽になる」「費用の見通しをまとめて立てたい」「早いうちに二人とも対処してあげたい」という声は、日々の診療の中でもよくお聞きします。
特に年齢が近いご兄弟・ご姉妹のいるご家庭では、同じ時期に歯の生え変わりを迎えることも多く、矯正を同時進行する環境が整いやすいタイミングでもあります。
「兄弟一緒だとどちらかが後回しになりそう」という不安
一方で、「2人同時に診てもらえるの?」「どちらかの治療が手薄にならない?」という心配をお持ちの方もいます。これは正直なご不安だと思います。
大切なのは、兄弟それぞれの歯の状態・年齢・発育段階を個別に評価したうえで、それぞれに最適な矯正プランを立てることです。通院日をまとめることはできても、治療内容を同じにする必要はありません。お子さん一人ひとりの口の中の状態に合わせたアプローチが、よい結果につながります。
「まだ乳歯があるけど矯正できるの?」という誤解
「乳歯があるうちは矯正は無理」と思っている親御さんも多いのですが、これはよくある誤解のひとつです。実は小児矯正の多くは、乳歯と永久歯が混在している「混合歯列期」(目安として6歳〜12歳ごろ)に行うことが想定されています。この時期は顎の骨がまだ発育途中であるため、骨格へのアプローチがしやすいとされています。

2. 子供の矯正はなぜ早めに始めるのがよいの?仕組みを解説
成長期の顎骨を活かした矯正の考え方
子供の矯正(小児矯正)が大人の矯正と大きく異なる点は、顎の成長を利用できることです。顎の骨はおおよそ12歳〜15歳ごろまで発育を続けます。この成長の力を利用して、歯が並ぶスペースをつくったり、顎の位置関係を整えたりすることが期待できます。
乳歯と永久歯が混在する時期(混合歯列期:目安6〜12歳)に行う矯正治療を「第一期治療」と呼びます。顎の発育を整えることや、永久歯が生えてきたときに正しい位置に誘導しやすい環境をつくることが主な目的です。将来的に歯を抜かずに済む可能性が高まる場合があります(個人差があります)。
永久歯が生えそろった後(目安12歳以降)に行う矯正治療です。歯並びを細かく整えるためにワイヤー矯正やマウスピース矯正を使うことが一般的です。第一期治療でしっかりと土台を整えておくと、第二期治療がスムーズに進みやすいとされています(個人差があります)。
受け口(下顎前突)・極端な出っ歯・交叉咬合(奥歯のずれ)などは、早い時期に対処する方が改善しやすいといわれています。特に受け口は顎の成長方向に影響するため、早めに専門家に相談することが勧められるケースが多いです。気になった時点でまず歯科で確認してもらいましょう。
「様子を見ていいですか」と聞かれたら
「まだ乳歯だから様子を見ましょう」と言われた経験のある親御さんもいるかもしれません。確かに一部のケースでは自然に改善することもあります。ただし、受け口や開咬(上下の歯が噛み合わない状態)など骨格が関わっている場合は、早めにアクションを取った方がよい場合もあります。年1回程度の定期的なチェックを受けながら、専門家と相談して判断することが大切です。
3. 兄弟で同時に矯正するメリットと注意点
同時進行ならではのメリット
✅ メリット
- 通院を兄弟まとめて1回にできる(親御さんの負担軽減)
- 兄弟でお互いに矯正を意識し合えるので、装置の着用やケアが続きやすい
- それぞれの治療の見通しを同時に把握できる
- 2人分の費用計画を早めに立てられる
- 受診が習慣になり、口腔ケア意識が家族全体で高まりやすい
⚠️ 注意点
- お子さんごとに開始時期・治療期間が異なる場合がある
- 使用する矯正装置の種類が異なることがある
- 費用は2人分それぞれにかかる(まとめ割ではない)
- 装置の管理・ケアは個別に必要(混同しないよう注意)
- 片方が途中で治療を中断すると計画が崩れやすい
通院スケジュールをまとめるコツ
兄弟の通院を同じ日にまとめたい場合、事前に歯科医院に相談してスケジュールを調整してもらうことが現実的です。矯正の調整頻度は装置の種類によって異なりますが、マウスピース矯正では1〜3か月に1回程度、固定式の矯正装置では4〜8週間に1回程度の通院が目安です(個人差があります)。
兄弟で装置の種類が異なっても、予約日を同日に設定してもらうことで1回の来院で2人分のチェックを受けることができます。予約の際にその旨をお伝えいただくとスムーズです。
費用の考え方と準備
小児矯正の費用は、矯正の種類・装置・治療範囲などによって異なります。2人分の費用が重なる時期が生じることも想定しておくことが大切です。また、矯正は一般的に健康保険が適用されない自費診療となるケースが多いため(一部の顎変形症などを除く)、費用の見通しを立てるためにも初回のカウンセリングで詳しく確認しておくことをお勧めします。
【注意】 矯正治療は歯や顎の状態によって治療内容・期間・費用が大きく異なります。インターネットで見かける費用の目安はあくまで参考程度にとどめ、必ず実際の歯科医院でお口の状態を確認したうえで見積もりを取るようにしましょう。
費用と通院の見通しを立てたい方へ
たなべ歯科クリニックの小児矯正は調整費をいただいておらず、治療中に装置を複数使用しても追加費用は発生しません。費用の考え方や治療の流れは診療案内ページでご確認いただけます。
4. 子供の矯正の種類と兄弟それぞれに合った選び方
小児矯正の主な選択肢
一口に「子供の矯正」といっても、使用する装置や治療のアプローチは複数あります。お子さんの年齢・歯の状態・生活習慣・お子さんの性格(装置を嫌がらないかなど)によって、向いている方法が変わってきます。
大きく分けると、①取り外しできる装置(マウスピース型・床矯正装置など)と②取り外しできない装置(固定式の矯正装置)があります。マウスピース型は「目立ちにくい」「食事のときに外せる」という特徴がある一方、装着時間を守ることが治療効果に直結するため、自己管理が求められます。
インビザラインファーストとは?
小児矯正向けのマウスピース矯正として注目されているのが「インビザラインファースト」です。乳歯と永久歯が混在している混合歯列期のお子さんを対象としており、透明で目立ちにくいマウスピースを使って歯並びを整えていきます。
固定式の装置と比べて見た目が気になりにくい点や、食事・歯磨きのときに外せる点がお子さんや親御さんに選ばれる理由の一つです。ただし、1日20〜22時間程度の装着が推奨されており、着け忘れが続くと期待する効果が得られにくくなります(個人差があります)。お子さんが装置をきちんと使えるかどうかも含めて、歯科医師と相談しながら選ぶことが大切です。
兄弟それぞれに「最適」が異なる理由
たとえば同じご家庭のお子さんでも、年齢差があれば歯の発育ステージが異なります。上のお子さんは永久歯が8割方生えそろっている一方、下のお子さんはまだ前歯が数本しか生え変わっていない、というケースも珍しくありません。
このとき、上のお子さんにはインビザラインファーストを、下のお子さんにはまず顎の発育を促す装置を使う、といったように異なるアプローチを同時並行で進めることができます。それぞれのお口の状態に合ったプランを個別に立てることで、2人ともに適切な治療を受けることが可能です。
一般的に小児矯正の第一期治療は6歳〜12歳ごろが対象とされています。受け口・出っ歯・歯のがたつき・口が閉じにくいなどの症状が見られたら、年齢にかかわらず早めに歯科で相談するとよいでしょう。特に受け口は4〜5歳台でも対処を検討することがあります(個人差があります)。
①お子さんが装置を嫌がらず続けられそうか、②学校生活や部活・スポーツへの影響はどうか、③親御さんが装着状況を確認・声掛けできる環境があるか、この3点を歯科医師との相談の際に伝えると、より現実に即したプランを立てやすくなります。
矯正治療が終わった後のこと(保定期間)も忘れずに
矯正治療が終わっても、歯は元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こりやすい時期があります。これを防ぐために「保定装置(リテーナー)」を使う期間(保定期間)があります。保定期間は矯正終了後1〜数年が目安ですが、歯の状態によって異なります(個人差があります)。兄弟で矯正を進める場合、それぞれの保定期間も見越したトータルのスケジュール感を持っておくことが大切です。
5. たなべ歯科クリニックの小児矯正へのこだわり
「よく診て、よく聴いて、よく説明する」が基本姿勢
愛媛県松山市南吉田町にあるたなべ歯科クリニックでは、小児矯正をご検討の際に、まずお子さんのお口の状態をしっかりと確認したうえで、親御さんとともに治療方針を考えるカウンセリングを大切にしています。こちらから押しつけるようなことは一切せず、わからないことは何度でもご説明しますので、どうぞ安心してご相談ください。
- インビザラインファーストに対応:透明なマウスピースによる小児矯正を提供しています
- 無料託児サービス(専任保育士常駐):兄弟の一人が診療中も、もう一人をお預かりできる環境があります
- キッズクラブ:定期検診・歯磨き指導でお子さんの口腔健康を継続サポート
- 完全予約制・24時間WEB予約:兄弟の予約を同日にまとめやすく、お忙しい親御さんも調整しやすい体制です
- 女性医師在籍・半個室診療室:お子さんがリラックスして受診できるよう環境を整えています
6. よくある質問(FAQ)
兄弟の矯正は必ず同じ日に予約しないといけませんか?
下の子はまだ5歳ですが、矯正の相談をしてもよいですか?
子供の矯正は途中でやめることはできますか?
📝 この記事のまとめ
- 兄弟・姉妹で同時に小児矯正を進めることは可能。通院をまとめやすく親御さんの負担軽減につながる
- お子さん一人ひとりの歯の発育段階・状態は異なるため、治療内容は個別に判断することが大切
- 小児矯正の適切な時期は目安として6〜12歳ごろ。受け口など骨格に関わる場合はより早い相談が望ましいことも
- インビザラインファーストなどのマウスピース矯正は着用時間の管理が治療効果に影響する(個人差があります)
- 費用・期間・保定まで含めたトータルのプランを歯科医師と一緒に確認しておくと安心
兄弟の矯正、まとめてご相談ください
愛媛県松山市南吉田町のたなべ歯科クリニックでは、お子さん一人ひとりのお口の状態をしっかり確認したうえで、親御さんと一緒に治療方針を考えます。無料託児サービス(専任保育士常駐)もご利用いただけますので、兄弟でのご来院も安心です。まずはお気軽にご相談ください。
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松山市南吉田町 たなべ歯科クリニック
ご兄弟でも、適した開始時期や装置はそれぞれ異なります。同じ日にまとめて診るかたちも含め、ご家庭の通院スケジュールに合わせた進め方をご提案しますので、お気軽にご相談ください。
お電話:089-974-8111/愛媛県松山市南吉田町1801-6
👨⚕️ 監修

- 1990年 国立徳島大学歯学部 卒業
- 1990年 大阪名越歯科(高槻院)勤務
- 1994年 大阪名越歯科(梅田センタービル)チーフドクター就任
- 1998年 たなべ歯科クリニック開院(愛媛県松山市南吉田町)
松山市立生石小学校・西中学校・愛媛県立松山南高校理数科を経て、国立徳島大学歯学部を卒業。大阪での勤務経験を経て、1998年に地元松山市でたなべ歯科クリニックを開院。「よく診て、よく聴いて、よく説明(はな)す」をモットーに、カウンセリングを重視した診療を続けています。予防歯科・小児歯科・小児矯正から審美歯科・インプラントまで、赤ちゃんからシニアまで地域の方々のお口の健康を幅広くサポートしています。




兄弟で同時に矯正のご相談にいらっしゃる親御さんは年々増えています。お子さんそれぞれの歯の状態は一人ひとり違いますので、「同じにしなければ」と思わなくて大丈夫です。私のモットーは「よく診て、よく聴いて、よく説明する」こと。兄弟それぞれに何が必要か、今すぐ始めるべきか、もう少し様子を見てもよいかを丁寧にご説明します。どんな些細なことでも、まずはお気軽にご相談ください。